経営理念

一、人情味を常に忘れない企業体であること
一、地域社会において期待される企業体であること
一、社員一人一人の夢を応援できる企業体であること

創業者の想い

私が中学1年生だったとき、担任のT先生がクラスのみんなに質問しました。
「本当の親不孝ってなんだか知ってる?」
生徒たちからさまざまな答えが出ます。「非行に走ること」「親とケンカすること」「いじめ」…

T先生は言いました。
「違うよ。本当の親不孝とは、親より先に死ぬことだよ。」
「たった1日でもいいから、親より長生きしなさい。」
今でも忘れられない言葉です。

時が経ち、私は障がい児の親になりました。

同じ障がい児・障がい者の親とたくさん知り合いができました。
その中で、多くの方が「この子を残して死ねない」という想いを持っていることを知りました。

「この子を残して死ねない」
子を想う切実な親の気持ち。その通りだと思う反面、T先生の言葉と矛盾します。

だから、私は
「この人たちに支援してもらえるなら安心」という組織を創りたい。
「この場所だったら子どもが楽しく暮らせる」という場所を創りたい。

そういう想いで創業することにしました。
動機は我が子のためです。自分たち夫婦が安心して死ねるように。

でも、同じ想いを持つ親御さまの期待には全力で応える覚悟です。
その期待に応えられる組織・場所を残したいから。